ザ・影 第9話 駅伝の選手 黒田 あきお の場合

日本大学 駅伝選手権が 千葉で開かれていた 

強豪校が30校出場する伝統の駅伝

その中の 優勝候補3校 西条大学、元教大学、勉学大学

選手全員気合いを入れていた

格大学の陸上監督ゃコーチから 注意事項を 聴きながら

西条大学の 1年生 黒田 あきお

(俺は3区を走るのか!6キロの距離任せろ)

スタートの時間が迫ってくる

第一走者に緊張が走る

バーン号砲が鳴り

一斉にスタート 30人が 怒涛のの様に 走り出す

最初の一区間は 10キロ

西条大学は 第一走者 山口

元教大学は 俣野

勉学大学は 柿本

他大学も第一走者は 持久力有る 選手を揃えてある

先頭集団は 早くも 国道に出て18人の トップ集団を 築いていた

ガンバレ〜 負けるなよ〜📢

沿道から格大学の選手に 声援が飛ぶ📣

第3区を走る 黒田は 待機場で モニターを見ていた

(何だよ!山口先輩 最初から飛ばさないと)

西条大学は 12位前後を走っていた

(おいおい せめてトップ5位まで 上がって来ないと ヤバいぞ)

黒田は 心の中で

【いくら俺が早くても 限界が有るからな!】

落ち着かない黒田の様子を見ていた

コーチの益田は モニターの近くに歩み寄り

(黒田落ち着け お前のスピードなら7〜8人🏃‍♂️‍➡️抜き去るのはイケるだろう、)

(任せて下さい コーチ 俺がトップに出て タスキを第4走者に渡します)

レースは 北元大学、森下大学、勉学大学、が トップ争いをしていた

黒田はモニターを見ながら

(イライラするな〜山口先輩 も少し上がって来ないと)

やがて 格大学が 第二走者に タスキを渡し

トップ集団も 11組に 

西条大学の第二走者 荒木3年生が 少し順位を上げて来た

(イイぞ荒木先輩!)

第二走者は7キロの距離を 走る🏃‍♂️‍➡️

西条大学 荒木は 第3区の 黒田に繋げば

上手くいけば トップ3に成るかも知れないと 気合いを入れて 激走していた

監督の野村から 荒木の調子が 良い様なので黒田に 繋げば イケるかも知れん

とコーチの益田に 連絡を入れていた

荒木が 3人抜いて 現在7番めを走ってる

後250メートルで 第3区に

黒田は

(先輩もう少し頑張ってくれ 後は俺が)

はやる心で荒木を待つ黒田

(タスキを繋いだら ぶち抜いて先頭に立ってやるぜ)

評判通り 元教大学の 海野選手が 1位通過 2位森下大学 3位勉学大学

優勝候補の一角 西条大学の 第二走者 荒木が 7位で来た

(黒田頼むぞ!)

タスキを受け取りながら

(先輩 任せて下さい あんな奴ら ブチ抜いてやる)

勢い良く走り始めた

黒田 コーチから(黒田 序盤から飛ばすなよ)と

注意が飛んだ

(俺が こんな奴らに 負けるはず無いからな 飛ばすぜ)

その時 くろだの耳に声が

(慢心、うぬぼれ、お前は勝負事に勝てんな!)

何? 走りながら うん?空耳か

黒田の背中から 太陽☀️が照っていた

黒田の走る🏃‍♂️‍➡️まえに自分の影が

(俺だよ お前の影だよ)  

(何?)理解出来ない

黒田

(影が!喋る?)

鳥肌が立ったその時 後続の 二人の選手に 抜かれる

コーチから

(黒田 何してる スピードを上げろ)と激が飛ぶ

クソ!焦る😓

黒田 早く走ろうと 思えば 思う程 脚が思う様に 進まない 

(おかしいな)

結局9位に 沈んでしまい ゴールして 呆然として居る

黒田に コーチが

(お前!何やってるんだ 日頃のデカい態度と口👄はどうした💢)

怒り心頭のコーチ

(すみません🙇影がブッブッ、、、、?)  

(何を言っている お前は来年 補欠だな!)

マラソンは 心と身体の調和が 揃って居ないと 良い成績は残せない競技ですね

第9話  終

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