ザ・影 第8話 SNSを 操る男 君間 たまお の場合

若い人は XゃSNS  等日常に 使いこなして居る だが危険な落とし穴も有る

高校生の 梅田 町尾は 学校をサボって 家でゴロゴロしていた

手にはスマホを持ち ネットサーフィンしていた

(うん、何だコレは)

町尾が興味をそそる コマーシャルが出て来た

(お!なんか金に なりそう)

早速 クリックして見ると

中年の男が 短期間で 300万稼ぐ方法を開示する

儲け方を 伝授すると

町尾はスッカリ男の話に ハマっていた 

男の話を聴いて居ると 直ぐにでも 金が手に入る様な気になっている

(よし 俺もやって見よう)

早速SNSで 君間の 講義を申し込む

君間は

(お!又カモが 来たな)

薄笑いを浮かべていた

(又バカな奴が 俺の罠に 引っかかるとは ワハハ)

君間は沢山の 人から

お金を 騙し取っていた その時

( オイ、お前の持っている車屋の株上がるぞ)

(うん?何だ、何処からの声だ?)

辺りを見回したが

(おかしいな〜)

(フフフ 俺だよ お前の影だよ)

驚く君間たまお

(影だと?そんなバカな!)

(バカは お前だ 折角俺が 儲かる株の話を 教えてやってるのに)  

黒い影が 君間の足元から 立ち上がる

(おお!本当に影か、信じられない)

(信じる、信じないは お前の勝手だが 好きにしろ)

慌てて

(待ってくれ)

(車の株 間違いなく 上がるのだな?)

影は(  信じるなら お前の全額賭けよ)

(分かった)

早速スマホから 君間が 持っている全財産を 車の株に賭けた

すると たちまち 株は グングン上がり

(おお!本当だ コレは億行くな)

笑いが止まらない 君間

(よし明日銀行に 行って通帳記入するか)

ご機嫌の君間

翌る日1番に 銀行に 記帳して 通帳を見た 君間の顔から血のケが引いた

何と通帳には たった1000円しか 残っていなかった

昨日車メーカーの製造段階で 不正が発覚

株の売りが 相次ぎ 株価暴落していた

君間は 株が上がって所で 安心して寝てしまった為 気がつかなかった

(くそ〜こんな事に なるなんて)

怒り狂う君間

( 影の野郎ハメやがったな)

フ〜ッと影が現れ

(散々善人から 金を巻き上げた人の気持ちが 分かったか!)

影は そう言うと 君間たまおから ス〜ッと離れた

君間は怒りながら銀行の 外に出た

その時キキ〜ドスンと 君間が車に跳ねられた

影は それを 銀行の屋上から 見ていた

(悪行の運命だな)

第8話  終

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