特殊捜査官 秋山 かなこ
この物語は 登場人物、事件等 総てフィクションです
警視庁 1課から4課まで、、、7課は通常は存在し無い。
七課は 全国どこでも 捜査する権限が 与えられている。
◉ 主な登場人物 ◉
秋山 かなこ 巡査部長26歳 子供の頃より霊能力有り(サブネーム カナ)
植本 建人 巡査 25歳 霊など全く信じ無い痩男 (サブネーム ネギ)
蒲田 武雄 巡査 48歳 子供2人 霊感は少し信じてる(サブネーム オヤジ)
黒田 ミチ 巡査 22歳 新人だが 霊的な素質が有る (サブネーム ミチ)
大武 権蔵 捜査課長 52歳 特別捜査官チームの ボス (サブネーム ボス)
第4話 黒魔術ブードゥの 呪い?
警視庁 秋山チーフが指揮する 特殊捜査班が 大阪県警の依頼で 新幹線に乗り 大阪へ向かう
(久々の新幹線 やっぱり気持ちいいの〜)
浦田のオヤジが 窓の景色を見ながら 呟く
ミチとネギは 日頃の疲れか 口を開けて 爆睡していた
(チーフは 大阪に親戚が 居ると言っていたな)
オヤジの言葉に
(うん!母方の 妹さんが嫁いで来てるから 5年ぶりかな 大阪は)
車内放送が 新大阪〜
(皆んな 着いたよ 気を引き締めてね)
チーフの言葉に 飛び起きる ミチとネギ
(もう着いた早いな〜)
新大阪駅 玄関口に 大阪県警の 迎えの車が止まっていた
若い巡査が
(すみません 特捜班の方ですか?)
(秋山班です よろしくお願いします)
(こちらこそ 署長が お待ちです)
迎えの車が走り出す ブオォ〜
車の窓から 街を見ながら
(何か人が ザワザワとしてるな)
ネギの言葉に
(東京も人は 多いけどな)
オヤジが
(関西は 独特な雰囲気が有るからな)
しばらくすると 大阪中央区大手前に有る デカイ 県警ビルに 着いた
玄関に 背広姿の 40代の男が 待っていた
(部長の家守です お疲れ様です 署長室に案内いたします)
エレベータに 乗り所長室に 入る4人
家守部長が
(署長特捜隊 秋山班が 着きました)
(お!ご苦労さん)
かっぷくの良い 署長大前田 武
(お疲れの所 早速だが 奇妙な事件が 二件続いて 我々も参っているんだ!)
チーフの秋山が メンバーを紹介し
(奇妙な事件を 詳しくお願いします)
署長は詳しいことは家守が 説明すると
窓側に立ちながら
(今の世の中 訳のわからない事件が 多すぎる)
秋山は
(家守部長 詳細をお願いします)
(実は管内で 殺人事件が 二件続けてあったのです 最初の犯人を 逮捕留置場に入れたのですが それが!)
ネギが
(犯人が どうしたのです?)
(それが 留置場の中で 燃えてしまったのです 火の気も無い留置場ですよ)
(身体全部が 燃えたのですか?)
(イャ 下半身は 燃えずに 残っていたが 身体検査もシッカリしてますしね)
ミチが
(それって 人体発火現象じゃない?)
署長は
(漫画やテレビの見過ぎ そんな事有る筈無いだろう)
浦田のオヤジが
(しかし 人体発火現象は 世界中で有りますからね!)
署長と家守は 信じられんと 顔を見合わせた
秋山は
(もう一人の犯人は?)
(コイツは 通り魔で女子高生を刺して 捕まったんだが 今は 警察病院に入って居る)
(警察病院ですか なぜ?です)
(この男は 体中のアチコチから 針の様な物が出て来るので やむなく病院に入れて居る)
チーフの 秋山は 直感で
(それは ブードウ教の 呪いですね!)
皆んなの顔色が 変わった。
第4話 終