hules  支配される者 2066年 第3話  超人類

第2話 脳内ダイブする超能力者

第3話  超人類

イチゴが アンドロイド警官の 脳内にダイブした

イチゴの意識体が 警官の脳内記憶回路を探る

どうやら アンドロイドも 記憶回路は 側頭葉に有るようだ

「こいつらも 人間と変わらないな!」

記憶回路を 探るイチゴ

必要な情報を 自分の記憶に読み込ませた イチゴは 

ベンケイに 「済んだ! ベンケイ逃げるよ」

「上手く行ったか? お前は先に逃げろ」

イチゴは騒ぎにまぎれて

立ち去った ベンケイも 隙を見て 姿をくらました

警官の周りは 野次馬でごった返していた

某ビルの屋上から 一人の男が その様子を見ていた

「なるほど!レジスタンスの人間は超能力者か?」

「我々超人類ミュータント 対 超能力者サイキック か

 ふふふ 面白くなりそうだな!」 ニャリと笑う男

その頃 特別警戒地区にある 地上265階の ウイングタワー

その中核にAI BIGブルボンが

12機の量子PCに 命令を下していた

「我々に 背く反対派が 活発に動き出した 速やかに鎮圧せよ」

「ハッ ブルボン様 

いずれ ミュータント部隊が 壊滅させます しばらくのお時間を!」 

「№8 おまえに 任せたぞ

96時間以内に 排除せよ」

「ハッ 仰せのままに」 

№8は各テロ対策部隊 治安部隊の アンドロイド警察に 指令を送った 

№2が 

「№8私が ミュータント部隊隊長 ブリンクスに 直接伝えよう」

「№2 それは助かる頼む」

屋上で見ていた ミュータントが 部隊の指令室で 隊長と先ほどの 話をしていた 

「レジスタントは超能力者か」

隊長のブリンクスが

「超能力が 我ら超人類に 勝てるはずがない! 

フインガー直ちに 奴らの情報を集めるのだ」

「分かりました 情報集めは ビルコップが 適任だと」

「よし ビルコップに 任せよう 頼むぞ」

「ハッ」

ビルコップは ミューウタントの中でも

姿を18分間消す事が 出来る超人類であった 

フインガーが ビルに連絡を入れた

都内某ビル地下3階 レジスタントのアジト中

「イチゴ ご苦労さん 上手く 脳内スキャン出来たか?」 

「慌てないで 完全にコピーしてきたわよ」

「よし 再生してくれ」

イチゴが 脳内ダイブして来た 情報が映し出された

リーダーの ムサシが 「こいつは 驚きだ!」

第3話 終

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