4次元の男 ゾナ 第1話 木星の惑星 イオからの 脱出

木星の 惑星である イオは 宇宙犯罪者の 牢獄であった イオには

100万人の 凶悪犯罪者から 軽い窃盗犯まで 収容されていた

警備は全て AI ロボットが 仕切っていた

警備主任が(異常ないか!)

     (ハッ 大丈夫です) 

丁度 昼食事が終わり 2時間の自由時間であった

囚人達は 思い思いに 過ごしていた 地球の刑務所と 同じ様に グループが

幾つか有り 必ず中心に ボスが居た 一つのグロープに ゾナと相棒のテヘラが

何やら 相談していた。 

テヘラ(ゾナどうする お前をこの星から 逃がすために 俺はワザとこの牢獄に来たんだぜ)

ゾナ(ありがたいが 本当に脱出できるのか?) 

テヘラ(ああ!必ず出来るさ フフフ) 

AIの 看守が 休憩時間の終わりを告げた 

看守(早く 持ち場に戻れ)

ザワザワと 囚人の塊が 動く

テヘラ(ゾナ今だ 俺につかまれ)

ゾナ(分かった)

ブ~ン 二人の姿が 大勢の囚人の中から消えていった。

しばらくしてから

警備主任(管守長大変です 29686番 と 87669番が消えました)

看守長(何だと 馬鹿なこの イオ牢獄から 脱出など ありえんが!)

看守長(ええ~い モニターを出せ)

看守長(む!これは)

そこに映し出された映像にゾナとテヘラの姿が 消えていく様子が 映し出された

看守長(く!これはタイムトンネル)

看守長(二人の どちらかが タイムトンネルを 操る男だったか)

注:タイムトンネル 自由に時間を超える事が出来る 1種のタイムマシン

看守長は 直ぐに AI ニビルに 二人の行動を予測させた(どこに居る)

AI おそらく 銀河第三惑星と思われます

看守長(うむ~地球か!)

AI 地球は 未だ 環境破壊、人種差別、宗教戦争など 程度の低い人間の

  集まりです なお 銀河連邦には 未熟ゆえ 未加入です。

看守長(囚人が行くには 程度の低い地球は 最適だな どの時代にスリップしたか!)

AI それは 分かりません タイムトンネルは 時代を超え 時をこえますから

(分かった 特別捜索隊の 捜査官リンバと ゴンズを呼べ) 

警備主任(了解です)

やがて 二人の捜査官が やって来ました。

看守長(二人とも 今度の捜査は 厳しいが 何としても 囚人を連れ戻すのだ)

看守長(やつらは どうやら地球に 逃げ込んだ様だ)

リンバ ゴンズ(ハッ! 二人の特徴と 能力を) 

看守長(うむ 一人はタイムトンネル使う男だが もう一人は ただの窃盗罪だ なぜ

  この二人が 組んで 脱出したのか? 私も良く分らんが 必ず連れ戻せ)

リンバとゴンズの二人は 宇宙空間移動装置(スペースタイム)に乗り込んだ。

捜査官を乗せた スペースタイムが発射した。

そのころタイムトンネルで 脱出した

ゾナとテヘラが ブ~ンン トウモロコシ畑の中に 現れた

テヘラ(どうだ上手くいったな)

ゾナ(ああ! しかし ここはどこだ?)

テヘラ(ふふ よく見てみな 第三惑星地球だよ)

ゾナ(なに?あの程度の低い 星か!) 

テヘラ(ここなら 隠れるのに最適な星だぜ)

ゾナ(確かに しかし 臭いなこの星は)

テヘラ(イオの牢獄よりは ましだぜ)

テヘラ(俺は もう一つ 用事が有るので 失礼するよ)

テヘラは タイムトンネルの中に 消えていった。

ゾナは さて あっちの方に 町が有るようだな 行ってみるか

ブオオオ~勢いよく 走る車 

ゾナ(なんだこれは!) 

地上を走る車見て

ゾナ(1000年以上前の 乗り物だが 臭い匂い原因の一つだな)

町を 歩きながら

ゾナ(ん!銀行 未だに金を 使っているのか?)

驚くゾナ

ゾナ(こいつは イイ 確か歴史書に 金の使い方が 書いてあったな)

ゾナ(少し 失敬するかな)

夜に成るの待つて 再び銀行の前に 現れたゾナ

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ゾナ(さてと) 

壁に向かって 伸ばした腕が ズブズブと 壁にめり込んでいく

銀行の警報器は ゾナの 念力により 全く作動しなかった

ズボ~壁を 通りこえ 大金庫の前にでた 

ゾナ(大げさな装置だな)

難なく 大金庫も 通り抜け 現金が 山積みにされていた 

ゾナ(どうやら 地球では 金が必要だな ワハハハ)

ポケット一杯に 現金を詰め込み 大金庫を抜け 壁も通り抜けた

大金庫を抜ける時 一枚の一万円札が ポケットから 抜け落ち 扉に挟まった。

ゾナが壁から抜けた時 非常ベルが 鳴り同時に警察に通報が

サイレンを鳴らし パトカーが 数台到着した 

警察 銀行強盗か!

直ぐに 銀行の関係者が 駆けつけ 中に 

警察(何も異常ない様ですが)

刑事部長の 笠寺が 防犯カメラのチェツクを頼む 

刑事部長(む!なんだこれは)

カメラの画像が ひどく荒れていた

刑事部長(まて何か人影が うっすらと見えるぞ)

大金庫を 開けたまえ 行員が 金庫を開けたら 

刑事(ああ!お金が一部無いです)

部長刑事は 直ぐに 科学捜査官を呼んだ 隅々まで 調べていた時

刑事(部長 来てください )

刑事部長(どうした?) 

刑事(これを見てください)

刑事部長(これは!どうゆう事だ 理解できんな?) 

一枚の札が 大金庫の扉に半分 埋まっていた 科学捜査官は 物理的には あり得ませんと

刑事部長(ウム~ 信じられん こんな事が 有るはずが無い)頭を抱える部長刑事

 防犯カメラを 解析していた 特捜班から 

特捜班(人の様な者が 通り抜けている様です) 

驚く捜査官たち 

捜査官(馬鹿な!)

映像を 確かめると 確かに 人が通り抜けてる 様に見える

その頃 クラブで 豪遊している 男がいた 

ゾナ ワハハハハ

 第1話 終





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