天魔師 星野玄鬼 第12話  天魔師 凶霊との闘い

星野の お陰で 2人とも 現世に戻った 年寄りの霊が

(おお!この世だ〜)

星野は

(爺さん 今から精霊界に送るから 向こうの霊人に訳を言い帰りなさい)

(若いの!有難う恩にきる お前さんの霊力は 凄いな 有難う、もう行くわ!)

言い終わると 年寄りの霊は消えて行った

その時

(ヤロウいつの間に戻った?)

凶霊修験者が 大きな声で 叫びながら 星野のに 迫った

(もう一度暗黒の世界に お前を送ってやるぞ!)

言いながら 暗黒印を結ぶ凶霊

星野は

(修験者よ お前は所詮 悪霊にすぎん 凶霊界に戻るが良い!)

(何お〜貴様偉そうに この俺を凶霊界に 戻すだと! 笑わせるなバカめ)

カ〜ッ修験者が 気合い一閃 星野に浴びせた

が? 平然としている星野に

(ム!どうした事だ!俺の法力が効かんとは?)  

星野は 悪霊修験者に 向かって

(霊力を 少し位使えるからと 修験者の身で有りながら 悪霊になるとは)

(何を言いやがる 俺の勝手だろう 若造のお前に 負ける訳が無い)

星野は

(お前を救うのは 300年掛かるな 凶霊界に行くが良い)

星野は印を結び

真言凶霊界下山薩婆訶を唱えた

修験者の前に まつ黒な 影が 2体現れた

それを見た 修験者は

(俺は! イヤだ〜行きたく無い〜)

泣き叫んだが 2体の霊が修験者を引きずって

暗黒の世界に消えて行った フ〜ツ 大きな溜息をついた

星野

(暗黒の世界で 自分の行いを 反省してもう一度 修行をやり直す事だね)

その時 酒蔵の経営者が 現れ

(どうですか 天魔師さん何か?居ましたか)

(まぁ 普通の霊が 2〜3人居ましたので 向こうの世界に帰しましたから)

(おお!そうでしたか 有難う御座います コレで安心して お酒作り出来ます)

星野は凶霊修験者の事は 黙っていた

(素人を 怖がらせるのは良く無いからね)

帰りに出来立ての お酒を お土産に頂き さて東京に帰ろうかな

第12話 終わり

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