サンダーガール ルキア 第6話 ピラミット謎の地下室

ルキア マット アヌビス神の 三人が

ピラミットの地下に 降りていく

長~い階段を降りると

赤い扉と青い扉が 三人の前に そびえ立っていた

「どうする ルキア?」

マットの言葉に 

「アヌビス神 何方のドアを 開ければいいの?」

「お前の直感で 開けば 良い 何方でも」

「む~」

ルキアは 扉の前で 目を閉じて 集中した

やがて 赤い扉の ビジョンが 見えて来た

(ム!何だ この空間は?)

ビジョンは 真っ赤な炎が 扉の向こうを 覆いつくされていた 

「マット 赤い扉は 危ない部屋だと 思う」

「そうか なら青い方だな」

マットが 青の扉を開けた

長いトンネルが 続いていた

やがて かなり広い空間に出た

「ここで 行き止まりかな?」

マットが 辺りを見回した

するとアヌビス神が その壁画に書かれている 呪文を 唱えるが良い

マットは

「俺は 象形文字は 読むことは出来ん ルキア頼む」 

ルキアは 世界38か国の言葉に精通していた

もちろん象形文字も

「これは 古代のヘブライ語で 書かれた 呪文の様だね?」

「読めるのか ルキア」 

「うん 呪文唱えてみるわね」 ブラワーブルクーマダラハ~ハラダマ~

突然 後方に在る 壁が 下に向かった 動き出した

ゴゴゴ~ッ

「さすがだな!ルキア」

暗い部屋の中に入る 三人

アヌビス神が 杖を振り上げた

次の瞬間パット 部屋が明るく成った

「オオ~こ これは?本当か?」

驚くマット 

ルキアも

「え~何こんな事が 信じられない?」

二人は顔を見合わせた

アヌビス神が

「驚くのも無理はない お前たち二人が初めて目にする光景だ」

巨大な石棺 3メートルはゆうに超えてる 石棺が ルキアとマットの 目の前に在る

「何だこれは」

アヌビス神が

「ワラブ~マブラマ~ ハラダマ~」呪文を唱えると

石棺のふたが 上下に 開いていく

「オオオ~これは?」

二人は 感嘆の声を上げた

そこには 3メートルを超す 巨人が 棺の中に

「こ この巨人は いつたい何だ?」

マットが震える声で アヌビス神に尋ねた

「エイリァンだよ!」

「エイリァン?そんな事 信じられん」

「ふふふ そうだろうな 私も6500年ぶりに 拝観するからな」

ルキアが

「では ピラミットを 造ったのは このエイリアンなの?」 

「そうだ 空から1000人のエイリアンが 降りてきて 3っのピラミットを造ったんだ」

「え~凄い~」

「では なぜここに 一体だけ 有るのだ?死んだから 地下に埋葬したのか?」

「これはエイリアンの像だ 多分記念に 置いていったのだろう?詳しくは ワシにも 分からんが」

ルキアとマットは 3メートルを超える 巨人を見たのは 初めてであった

しかも エイリアン像とは

「この巨人なら デカイ石も 難なく運んで 積み重ねる事できるよね」

ルキアの言葉に うなずくマット

その時 いつの間にか 黄金のスフインクスが アヌビス神近くに

身構える ルキアとマット

「2人共 私に 敵意は無い アヌビス様 地上で怪しい動きが有ります」

「どうした?」 

「どうやらゼルダキオンの 殺し屋が この二人を狙って この星に来たようです!」 

第6話 終

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