特殊捜査官 秋山 かなこ
この物語は 登場人物、事件等 総てフィクションです
警視庁 1課から4課まで、、、7課は通常は存在し無い。
七課は 全国どこでも 捜査する権限が 与えられている。
◉ 主な登場人物 ◉
秋山 かなこ 巡査部長26歳 子供の頃より霊能力有り(サブネーム カナ)
植本 建人 巡査 25歳 霊など全く信じ無い痩男 (サブネーム ネギ)
蒲田 武雄 巡査 48歳 子供2人 霊感は少し信じてる(サブネーム オヤジ)
黒田 ミチ 巡査 22歳 新人だが 霊的な素質が有る (サブネーム ミチ)
大武 権蔵 捜査課長 52歳 特別捜査官チームの ボス (サブネーム ボス)
第2話 ゲンコツ丸の異常現象
翌朝 秋山を始め メンバー全員で ゲンコツ丸が 停泊してる 船着場に行く事に
秋山が(待って先に行く所が有るわ)
(チーフ 何処ですか? )
(モルグ死体置き場だよ 死人さんの 状態を見ないとね!)
(あ〜そうか そうですね)
警察の安置室に 6人が安置されていた
担当の検死官が
(本庁の特殊犯罪捜査官の 方々にお会い出来るとは 光栄です)
秋山かなこが
(遺体に何か変わった所はありませんか?)
検死官は
(それが 全員心臓が萎縮して 心臓麻痺の状態です)
蒲田が
(全員ですか? そんなバカな!)
植本も
(6人共心臓麻痺で死亡?それは ないよな?)
検死官も
(そうなんですが)
首を傾げる 検死官 黒田がチーフ
(遺体の右腕に 何か有りますよ?)
秋山が 近くで遺体の 右腕を見ると血管が異常に💪
膨れ上がっていた
(検死官 これは?)
(あ〜それは 何かに 刺されたのでは ないですかね 例えばクラゲとか 海蛇とか?)
秋山は
(6人全員が刺されるのも おかしいですよね?)
浦田は
(漁師は プロだから クラゲに刺される事は無いと思うぞ)
う〜む 全員が首を捻る
(分からん事件ですね)
チーフの秋山かなこが 検死官に挨拶して
(皆んな船着場に 行くよ!)
ブ〜オオォ〜 ワゴン車で 走りながら
沖縄の景色を見ている
(気候はいいし 泳ぎたいな〜)
ネギの言葉に
ミチが
(何!のんきな事言ってるの 仕事仕事)
(まだまだ ミチもネギも 若いな〜 俺なら沖縄料理を 堪能するけどな)🍱
ワハハ 車内で大笑い
やがて 船着場に 到着
(何か嫌な予感がするわ)
ミチが 顔を曇らせた
ゲンコツ丸の 船体を見ていた オヤジは
(傷が?)
チーフのカナが
(この傷 鋭い爪で引っ掻いた様に 見えるけど?)
ネギが 船の甲板に乗り
(僕が 船室を 調べます)
と 船室の中へ
(暗いな)
懐中電灯を照らしながら 船長室に 向かう
(うん?)
船長室の ドアの窓を 覗くと 影が動いた
(チーフ船長室の前に来て)
(どうしたの?ネギ)
(何かが、動いた気がする)
ユックリと ドア開ける
ネギが 部屋に入る 懐中電灯の光が
黒い影を 捉えた
(誰だ?)
おお! 何だコレは
驚くネギとチーフのカナ
第2話終