hules 支配される者 2066年 JaPan 第一の章
主な登場人物
AI BIGバルボン
12機の バルボン実行量子コンピュータ
アンドロイド警察署長 モンカク
ハフナー特殊ミュウタント部隊隊長 ブリンクス
反対勢力 ガボアのリーダー 剣崎 誠 始め多くの有識者
レジスタンス グリーンダイヤモンド
リーダー(男)ムサシ ベンケイ テング オロチ
(女)スイセン マメ イチゴ ミカン
元国民無欲党 党首 正樹慎吾
元外務大臣 原田勇
元幹事長 豊永守
元政務会長 上田林太郎
第1話 hules(支配)
2066年 日本の政治は AI BIG バルボンに よつて 全て支配されていた
多くの国民は AI政治に満足していた
子供の誕生から 教育 仕事 恋愛 等 2066年には
日本の人口5000万人を 切っていた
全ての道路が 超電動道路に成り
車は空中50cmに 浮きながら無人運転である
地上の交通事故は 0に成った
労働者も ロボットが 何処の企業も 50%を占めていた
多くの人々は サービス業に付いて働いている
ビ~イイ テロ発生 ビ~イイ テロ発生
アンドロイド警察の 会議室に成り響く 「チィ、又か」
警察署長の モンカクが 舌打ちをしながら
犯罪対策部隊長の ロンパに 「国民の敵 テロリストを 生かすな 全員射殺しろ」
「ハッ 仰せのままに」
ロンパ隊長と犯罪対策の隊員10数名が 新型ドローンカーに 乗り 空中に飛んで行った
その頃 ハフナーの部署にもテロの情報は 入っていた
「ブリンクス隊長 我々は どうします?動きますか」
「雑魚のテロは 犯罪対策の奴らに 任せよう」
「いいか 俺達 ミュータントは レジスタントの 若造達を 始末するのが 任務だからな」
隊長は 窓の外を見ながら 言い放った
その頃 12機の AIバルボン 実行量子PC達は
テロ現場を エアーブレッサーと言われる
画像装置で 犯罪対策のドロンカーを追尾していた
昔立てた スカイタワーが 無残にもガレキの山とかしていた
「最近のテロ組織も 中々やるのう~」 PCの一機が頷いた
「bigバルボン様も テロや 犯罪に対して 非常に心配されている
我ら12機のPCが 各署に命令を伝えないと・・・・・」
その頃 ロンパ隊のドローンカーが 現場に着いた
「まず 生存者を探せ!」
隊長の ゲキが飛ぶ 救急隊も到着していた
隊員が「ロンパ隊長 どうやら 少人数のテロ組織が 渋谷方面に 逃走中の様です」
「よし 全員ドローンに乗れ」 ブ~ン
渋谷では テロ犯と 民間自営団と 激しい 銃撃戦が 行われていた
ドギューン バギューン 「あそこだ 行くぞ」
「こちらは アンドロイド警察だ 民間の自営団は 引いてくれ 後は 我々に任せろ!」
「キラズ 奴らの位置は?」
「待ってください ビルの中と屋上に スナイパーが 居ますね」
X外線透視装置で 探る隊員 「隊長 どうやら 6名ですね」
「分かった まず 屋上のスナイパーを片ずけろ」
「あとの者は ビルの中の奴らを 制圧しろ」 ズキ~ん ドキュ~ン銃弾の音が 響く
その頃 12機のPCが 次の展開を 予測していた
「テロを 抑制した後に 奴らが現れる」
「そうか!では ハフナーの出番だな」
地球の 宇宙空間に在る 偵察衛星 グリムリン8に
AIバルボンの命令が 入った
キュ~ン 衛星は 向きを変えた
偵察衛星から ブルーレイザー光線が 渋谷のテロ組織に 狙いを定めて 発射された
ビビビ~ ドドド~ツ 崩壊するビル
テロ組織が居た ビルが 吹き飛んだ
ロンパ隊長が 「big バルボン様が グリムリン8を 動かされたのだ よし任務は 終了だ」
犯罪対策部隊は ドローンカーで 本部に引き上げて 行った
その時 別の高層ビルの 窓から 8人の人影が 一部始終を見ていた
グリーンダイヤモンドの リーダームサシが
「見たか AI政府は グリムリン8を 動かしている 油断は出来ないぞ」
空を見上げる8人
第1話 終