第7話 ウイング、ザ、ダークネス
上空に 光が 現れた瞬間
ポータルを通過し小型の宇宙船が 現れた
ゾナ(うん!あれは イオの宇宙船 チ、姿を消すか)
ブ~ンン
ゾナは タイムリープした
その頃 リンバとゴンズは やっとビーストマスターの中から 脱出した
ゴンズ「ふ~やれやれ」
リンバ「くそ 逃げられたな 4Dマン 厄介な囚人だな」
ゴンズ「早く クロノソリストが 来ないかな 我々だけでは キツイぜ」
ゴンズの言葉にリンバも 両手を広げて
リンバ「お前の言う通りだ」
その時 ゴンズの 通信装置が 鳴った
ゴンズ「ゴンズだ」
クラシャークロック「今 この星に着いた 何処で落ち合う?」
クラシャークロックからの連絡で有った
ゴンズ「おお!待っていたぞ スカイタワーの展望台で 11時に落ち合おう」
クラシャークロック「了解」
ゴンズ「リンバやっと来たぞ」
リンバ「来たか!これで少しは」楽に成るな」
ゴンズ「では スカエタワーに 急ごう ところで クラシャーは どんな奴なんだ」
ゴンズの言葉にリンバが
リンバ「俺も良く分らないのだが 何でも 時間を止める事が出来るらしいぞ?」
ゴンズ「ほう、では相手は 動けないのだな」
ゴンズ「そうなれば 逮捕は簡単だな ワハハハ」
その頃 ゾナは 東京日本橋付近を 歩いていた
ゾナ(何とかエスケープ出来たな)
ゾナ(しかし イオから小型宇宙船が 来たな 俺を逮捕する仲間を 呼んだか)
ブツブツ 言いながら 歩いていると
ふと 目の前に カッコイイ スポーツカーが 目に入った
ゾナ(お!これは 宇宙博物館で 子供の頃見た事あるぞ なっかしいな~)
周りに誰も居ない事を確認すると
ゾナの 右手が 光った ガチャン ドアロックが 開いた
ゾナ(いいね~乗り込んで室内を見渡す)
ゾナ(運転は 確か博物館にマニュアルが 有ったな)
ゾナが 宇宙博物館のデスクを ダウンロードした
ピーピーピー リンバの4Dセンサーが鳴る
リンバ「おい奴が 4D使ったぞ 行くぞ」
ゴンズ「だが まだクロックが 来ていないぞ」
リンバ「大丈夫だ センサーで 追ってくるさ ゴンズ行くぞ」
ゴンズ「分かった タイムシューサを使う」
一台のスポーツカーが 高速道路を 飛ばしていた
ゾナ「気持ちいいな~ こんな大昔の道具が これほど面白いとは 笑えるぜ」
ブオオオオ~
覆面パトカーが 巡回中
覆面パトカー「おいスピード違反だ サイレンを鳴らせ」
ウ~ウ~ 追いかける パトカー
バックミラーで 後ろを見る ゾナは
ゾナ(この星の 警察か フフフ 少し カラカッテ やるか)
グ~ンとスピードを上げる ゾナ
覆面パトカー「前の車 停まりなさい」
追いかけながら 停止を 呼びかける
パトロール隊員がスポーツカーに 近づいた 次の瞬間
覆面パトカー「おお!そんな 馬鹿な 信じられん」
唖然とするパトロール隊員
第7話 終